義実家からお中元が贈られてきたら、あなたはどうしますか?
すぐにでもお中元のお返しを送った方が良いのでしょうか?
ここでは
・義両親からお中元が来たらやること
・お中元のお返しをしない場合
・遅くなってしまった時の対処法
をまとめましたので参考になさってください。
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義理の両親からお中元がきたら
実は、マナーとしてはお中元にお返しは必要ありません。
ですが、義母や義父はこれからも長く付き合っていくことになる人間です。
「お中元を贈ったのにお返しもよこさない!」
なんて言われたら困りますよね。
地方の習慣や親戚関係でそれぞれ事情が変わってきますので、贈り返すのが当たり前!と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
ですので、お返しをすることが失礼になることはないですし、こちらからもお中元を贈り返すのが無難かと思います。
贈り返してみて、それから品物が届いてからの義理のご両親の反応を見て、お返しはいらないようでしたら来年は考えましょう。
私の家にも親戚から毎年お中元が届きますが、やはりお返しを送っています。
うちの母も、お返しを贈るのが当然な環境で育ったようで、毎年お中元コーナーに行って一緒に品物選びをしています。
毎年こうなので、お返しというか、お互いにお中元を贈りあっている状態ですね。
贈る品物は食品や日用品が一般的ですが、相手の好みが分かるなら、それに合わせたものが喜ばれます。
また、義実家が義理のお父さんとお母さんの二人暮らしですと、消費しきれないものを贈るとご迷惑になる可能性がありますので、家族の人数や生活環境なども視野に入れたものを贈りましょう。
我が家では年配の方に贈ることが多いので、お茶や和菓子やゼリーなど、相手が好きで、なおかつ食べやすいものを贈るように心がけています。
お酒を控えている方や糖尿病、アレルギーを持っている方が先方にいる場合は注意して選んでくださいね。
分からない場合は食品でないものの方が無難かもしれません。
金額は3000円~5000円くらいが一般的ですが、家計に無理のないくらいにしましょう。
お中元のお返しは必要ないと思ったら
お中元は、日頃お世話になっている方への感謝を込めた贈り物です。
ですので、さきほど述べた通りお返しの必要はありません。
義両親にお中元を贈れない理由がある場合、正式なマナーとしては贈らなくても良いということになります。
この場合はお中元が送られてきたら、電話でお礼をするとか、お礼状を出すなどして感謝の気持ちを表しましょう。
お中元のお礼状の文例を載せておきます
頂戴した○○(品物)、家族でおいしく賞味させていただきました。
○○(子供の名前)も「とってもおいしい!」と喜んでおりました。
お心配りをありがとうございます。
暑さ厳しき折柄、くれぐれもご自愛のほど、お祈りいたします。
かしこ
このたびは、お中元の品をいただき、ありがとうございました。
主人ともども、いつもながらの細やかなお心づかいお礼申し上げます。
まだまだ暑い日が続くようですので、ご自愛ください。
かしこ
因みに、お中元を贈る場合はお歳暮も送ります。
1年に一度、お歳暮だけ贈るのは良いですが、お中元だけ贈るということは基本的にありません。
お中元が「お歳暮だけでは日頃の感謝が足りない人」に贈るものだからです。
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お中元のお返しの時期が遅れてしまったら
お中元を贈る時期は、7月初め~7月15日が一般的です。
これはお盆に合わせた時期になっています。
(月遅れの地域の方に贈る場合は、7月下旬~8月15日までに送るのが一般的です。
関西ではこちらが多いようです)
この時期を過ぎてしまった場合は、季節の挨拶として贈りましょう。
その際
・立春(8月7日ころ)まで…「のし」の上書きを「暑中御見舞」にして贈る
・立春を過ぎている…「のし」の上書きを「残暑御見舞」にして贈る
ということを忘れないようにしてくださいね。
まとめ
お中元が贈られてきた時の対応策をご提案しましたが、義両親の好みが分かっていると対応しやすいですね。
気を遣うので大変かと思いますが、お中元の品物選び頑張ってください。
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