五黄の寅(ごおうのとら)って知っていますか?
五黄の寅は、寅年の中でも特別で36年たたないと周ってきません。また、後で書いた理由から、この年に生まれた女性は夫の寿命を縮めたり、結婚しても出戻ってくる…なんて言う人もいます。
でも、本当にそうなんでしょうか?
疑問に思って調べてみたので、五黄の寅の女性について解説しますね。
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五黄の寅の女性の運勢
まず、ざっと五黄の寅に付いて説明します。
五黄というのは陰陽道の九星占いからきた言葉です。一白水星、二黒土星など9つの星が存在し、生まれ年によって割り当てられます。
そして九星の中で特別な星…他8つの星を支配する一番強い星が五黄土星です。
(5という数も日本や中国では特別な数字です(五星や五行など)。また西洋でも5は1~9の真ん中にあるので国の中心である王様の象徴として使われていたそうです)
この五黄土星の年に生まれた寅年の人が五黄の寅年と言われます。
1914年(大正3年)、1950年(昭和25年)、1986年(昭和61年)生まれの方々ですね。
この年に生まれた方は強運と言われています。
さらに度胸や人望もあり、人をまとめるリーダーとしての力があります。
五黄の寅女の性格
五黄の寅年の女性は行動力がありバイタリティにあふれています。百獣の女王(?)らしく気品がありますが、敵に回すと怖いかもしれません。
正義感があり自分の信念を持っていて、周りに流されず自分に正直。そんなところがちょっと独善的に映るのかもしれません。また、感情豊かなところも特徴です。
また、寅年女性は恋愛面では理想が高く妥協しないのだとか。結婚してからはパワフルな肝っ玉母さんになるそうですよ。
さらに、五黄の寅年女性は男性をコントロールする力にも長けているそうです(笑)
五黄の寅女性の結婚
昔は、あまりに強運すぎるため、五黄の寅年生まれの女性は気が強いから良くないと敬遠されていたようです。
「虎は千里を行って千里を帰る」という諺(ことわざ)があります。この「帰る」というところから、五黄の寅女は結婚しても出戻ってくると考える人もいるようです。
が、ハッキリ言って迷信です。
虎の母親は一匹で狩りをします。その間、巣穴に居る子供たちをおいていかないといけないんですね。この言葉には、子供たちのことを心配して、狩りをしに千里も走った後、また千里をかけて必死に子供たちのところに帰ってくる…という母虎の愛情を例える意味もあるんです。
また、五黄の寅にはあの与謝野晶子も当てはまります。
12人もの子供を産み、夫の収入が少なかった時期も彼女が家計を支えています。仕事と子育てを両立し、さらに日本初の男女共学の学校を設立した凄い女性です。
五黄の寅女は夫の寿命を縮めるなんて言われますが、全然違いますよね。あの時代から女性の自立論を訴えているところも立派です。五黄の寅の女性らしい強さと行動力があります。
五黄の寅年まとめ
いろいろ言われますが、五黄の寅歳生まれは超強運です。
五黄の寅年女性の皆さんは自信をもって人生を歩んでいって下さい!
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